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2006年12月15日

 白菜や大根、産地廃棄の凄くいい記事このエントリーを含むはてなブックマーク

やまけんの出張食い倒れ日記: 白菜や大根、産地廃棄を「よくない! なんとかしたい!」と思うなら、、、一つだけ方法がある。

実は2週間ほど前、いきなりあるラジオ局の番組から電話があり、インタビューを録音することになった。テーマは「大根や白菜を産地で廃棄しているっていうけれど、どうなの?」ということだ。アナウンサーの男性に繋がると、こんな感じのやりとりになった。

良記事紹介です。ぜひ全文を読んでいただきたい。

今日祖父祖母に会ってこういう質問されて、上手く答えられなくて
「白菜は地面に潰されて来年の肥料になるんだから完全に無駄じゃないんだよ」
とか、
「一番悲しいのは農家の人なんだよ」
とか
「仕方ないんだよ」
とか
回答にならない回答をしてしまって、今更になって悩んでいたのだけど。
これ見てすっきり、こういう回答をすればわかりやすかったんだなぁ、と思う。

大体、ニュースで、「白菜が無駄になり、それに国が補助金を出し、で2重のムダ!」とか報道してる人は無神経っていうか本当に心を痛めながら仕方なくこういう方法を引き受ける人の事情をまったく理解してくれないので嫌いです本当に。
白菜を破棄しなければいけない理由をわかりやすく大衆に伝えるのがおまいらの仕事だろーと思うのですが、まあ自分もわかりやすく説明できなかったので人のこと言えませんね。
ごめんなさいおじいちゃん。年末に帰ったときはわかりやすく説明させていただきます。

凄く全然違う話なんだけど、食べ物を粗末にする子供に向かって、
「世の中にはね、今日食べるものも無い可愛そうな人がいるのよ」
とか言うんだけど
「僕が残すことと、その可愛そうな人って関係なくない?僕がこれを食べたらどうしてその人も食べれることになるの?」
とか聞くと叩かれるじゃないですか。いや叩かれたのは僕の話ですが。
ムカつくガキですよね本当に。
それはともかくとして食べ物を大切にすることを教えるのにもっといい話は無いんでしょうかねぇ?
実際食べ物自体ってそんなに大切にする必要もなくね?とか言うと今度は親じゃなくてネットユーザーから叩かれそうなのでやめておきますが。