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2007年10月28日

 強姦罪の親告罪と、著作権の親告罪は、ちょっと、違うかもしれない。このエントリーを含むはてなブックマーク

[著作権] 親告罪の著作権法違反に親告罪の強姦罪を比喩として用いる

この議論は過去に2度ほどやったことなんだけど、毎回失敗している気がする。
いったいどうやったらうまく議論できるんだろうと、僕はいつも悩むのです。
うーん、本当に、どうしたらいいんだろう?

話の経緯はしっぽのブログ: アニメ業界の体制とか、発言を批判すると、違法アップロード?このエントリの下のほう。tovさんへのはてブ返信あたりから。

前提として、
強姦罪の親告罪って、訴えることで逆に被害者に負担をかけるなどの結果が予想されるので、被害者が選択できるようにするためのものなわけです。
他に親告罪があるものは、器物損壊罪とかで、これは頻繁に発生する上に被害が軽いのも多いんで、いちいち犯罪にしてらんねー、ということで親告罪になっています。
あとは家族間での窃盗とかは、その家の中で解決すべきという考えもある、ということから親告罪です。
で、著作権については前回書いた理由で親告罪です。

親告罪っていうのはイメージ的にはシステムというか分類の名前であって、その理由は様々なのですよ~
だから、著作権を強姦罪と同列に並べちゃうのは、議論をずらしちゃうから危険なんです。卑怯な比喩とかどうとかじゃなくてね。
同じ親告罪だからって並べちゃうと、えーと、例えば著作権じゃない話で言えば、
他人のペンを壊しちゃって、相手の人は別に怒らなかったんだけど(もしかしたら本当は怒っていたけど人間関係上の問題で「泣き寝入り」ってやつかもしれないけど)、横から別の人が「おい!器物損害だぞそれは!訴えられなかったけど強姦と一緒だろ、犯罪だぞ!」って言ってきたら何かおかしいじゃないですか?そういうことを言いたいわけなんですよー。

で、この後来るのは多分「違法行為」の定義なんだけど、僕としては著作権の場合、抗議を受けた段階で違法行為が成立すると考えるべきだと思っているわけなんです。
というのは、実情としてご存知のとおり、ある程度軽微な、もしくはファン活動などの利害が一致する活動については消極的許可という形で黙認の形をとっている企業がいっぱいあって、今までそれで多くの場合うまく行ってたっていう歴史があるわけなんですよ。
これが、もし黙認じゃなくて許可じゃなきゃ違法行為になる!となってしまうと、企業としてはファン活動を認めるためにその曖昧な線をはっきりさせなければならなくなって、これが結構大きな負担になると思うのですね。
今まで線をはっきりすることもできていたのに、しなかったのは、そのほうが企業にメリットがあったからなわけですが、そういうことができなくなる。
もちろんユーザー側には単純にデメリットだけが残る。
だからみんな不幸せになっちゃうわけなんです。

僕が前のエントリで書いた「状況からそれが行われたら何が起こるか?について考えるべきなんじゃないかな?」っていうのは、結局のところこういうことなんですよ。
潔癖な線で、おまえら犯罪者、これ違法行為、ってするんじゃなくて、どの場所にどのくらいぼやけた線が存在しているのが、一番みんなが幸せになるのか?について考えるのが現実的ではないでしょうか?
少なくとも「おまえら抗議されてないけど犯罪者だからな!」って言うことは、言った人の正義感を満たす以上にはあまり生み出すものが無いのでは、と。
あ、もちろんここはいろいろな考えがあるとは思いますけどね。
一般ユーザーに罪の意識を植え付けることが、著作者とコンテンツとユーザーの発展に繋がるという意見も面白そうですが。

本当はこういう人たちと実際に会って、違法とは何かとか、罪の意識とはどうあるべきか?について議論してお互いに理解を深めたりしたいのだけど

著作権法違反=親告罪なんて安直な物言いをする人を私はあまり信用していません

人格嫌われちゃったから、残念なことだけど、無理そう。
以下個別反論

自分に都合の良い結論に結びつきそうな行為だけを並べ立てることが、強姦という比喩を持ち出すこととどう違うのか理解できません

同じような理論だとして、何でその同じ理論を先に持ち出してきた人がそのことで僕を批判?と思うのだけど。
それはおいといて、
とりあえず僕が並び立てたことで言いたかったのは、著作権の侵害を全部犯罪扱いしていると、日常生活でこういうことに困るようになっちゃうでしょ?ということを言いたかったんですよ。
子供がキャラクターの絵を描くなんてそんなレアなケースの話じゃないでしょ?
それをいちいち強姦と一緒だ!とはしてられないじゃないですか。
実情として、発生率と被害と規模がぜんぜん違うわけですよ。

著作権法の罰則規定のうち、親告罪となっているのは一部だけです。例えば、著作者の死亡後に著作者人格権の侵害に相当する行為を行った場合や、引用などの際に出所を明示しなかった場合、著作者名を偽って複製物を頒布した場合などは非親告罪です。

そういうわけで、著作権法違反=親告罪なんて安直な物言いをする人を私はあまり信用していません。

著作権って著作者人格権と著作財産権があって、普通、単純に「著作権」と言うと著作財産権のほうを指すし、話の流れから意図はわかってもよさそうなものなんだけどなー。
著作権法の非親告罪化は「一律は不適当」 小委員会中間まとめ公開 - ITmedia News
適当に拾ってきたけど、たとえばこのニュースの「著作権法」っていうのは著作人格権の方は含んでいないですよね?
というか文中に

著作権・出版権・著作隣接権、著作者・実演家人格権に対する侵害など、一般的に「著作権の侵害」と呼ばれる行為は

とまであって、一般的呼び方のお墨付き。
まあブログで書くときにいちいち「著作権(自動複製機器の提供、死後の人格的利益の侵害、技術的保護手段回避装置等の製造等、業として技術的保護手段の回避、著作者名を偽って著作物の複製物を頒布、出所明示の義務違反、を除く)」って書く人しか信用しないって言うのは個人の自由なので構わないとは思うのですけども。
僕が著作権と書いて、暗黙的に「死後の人格的利益の保護侵害、プロテクト外し装置・プログラムの公衆譲渡」というレアなケースでニコニコとは今あまり関係ない話への説明を省いた行為が、まるで一般に許容されないほどの適当なことを言ったかのように書かれるのはちょこっと心外なわけなのです。

はてブ返信

2007年10月28日 tov 著作権 ある行為が違法であるか否かと、実務上問題になるか(あるいはすべきか)とは別問題。私は、違法行為は違法行為であるとしか言ってない。非親告罪化や実務上の問題には興味ない。

いやだからね、何が違法行為と呼ばれるか?も定義や意見がいっぱいあるわけなんですよ。
なんで固定的に決定されると思ってしまうんだろう。
たとえば違法性阻却事由というのがあって、裁判の判例上被害者の同意などがある場合には「違法性がある」という表現が使われなかったり、これが公的の、例えば報道とかで使用される言葉となるとまた範囲が違ってきたりしますし、それより何より僕らが普段口にする「違法」というのは、またこれとは違う定義で使用しているわけじゃないですか?
そういうのを踏まえて、著作権と強姦罪では上記の親告罪の微妙な差や現状、規模の差があるわけですから、強姦と著作権が同じ仕組み、と言ってしまうのは間違いですよ、という風にまず理論の間違いについて言わせていただきまして。
個人的にはここまではせめて同意していただきたかったんですが・・・

その後に、じゃあ強姦とは関係なく著作権のほうは、訴えられなくても違法なの?という話になりましたら、僕はこれこれこういう根拠で、その段階では違法と表現すべきではないと思いますよー、と書いたのですが。
まあ、興味無いと言われてしまえば議論はそこで終わりなのですけどね。
残念ながらあまり生み出すものが無い議論になってしまって、またもや失敗というところでしょうか・・・。

2007年10月28日 subsukapon これの違和感が分かった。グレーゾーンを指摘して、明らかなブラックゾーンまでも白或いは灰色にしようとしてるからだ。グレー=同人やMADなどのファン活動。ブラック=DVDなど売り物の丸上げ

売り物丸上げが限りなくブラックなのはほぼ同意なんですが、この話の発端というのが
しっぽのブログ: アニメ業界の体制とか、発言を批判すると、違法アップロード?
このブログで僕が言っている、ニコニコ利用者を犯罪者ってしちゃうのはよくないんじゃね?という話なわけですね。
それで

2007年10月27日 toward-end 違法行為ではないにせよ、違法行為を容認・享受・奨励してるのは、誉められたことじゃないよね。

という返事をいただいたことで、この「違法行為を容認・享受・奨励」に対して、

著作者からの抗議が無い限り違法行為ではない著作権問題を一様に違法行為と決め付けるのは異論あるけど

と返したわけです。
で、ここで言う「違法行為を容認・享受・奨励」というのは、僕の感覚としては当然、「DVDなど売り物の丸上げ」のみを指すのではなく、むしろMAD等を含むニコニコ全体に蔓延するグレーなことだと考えたわけです。
というのは、特に「享受・奨励」に関してはユーザーの多くが「売り物の丸上げ」を目的に利用しているとは考えにくいということと、話の元になった痛いニュースでは、グレーを含めた言及が主だったからです。
で、そうするとそのグレーと白っぽいグレーと、黒っぽいグレーを

一様に違法行為と決め付けるのは異論あるけど

と言ったわけです。理由は

著作者からの抗議が無い限り違法行為ではない著作権問題

だからです。
で、その後この部分に、

2007年10月27日 tov 著作権 「著作者からの抗議が無い限り違法行為ではない著作権問題」は嘘だよね。被害者が抗議しなければ違法行為ではない強姦とかありえないよね。

とtovさんからいただきましたので、いやいや、これこれこういう理由で強姦罪と一緒に語ることはできないんですよ、という話に行ってしまったわけなのですが。
とりあえずこの説明で、別に僕が限りなく黒い行為をグレー側へ薄めるということをしたいのではなく、そういう行為をまとめちゃって扱うのがよろしくない、という話として、「例えばこういう行為はグレーじゃないと困るよね?」という具合に出しているということを理解していただけるとありがたいです。

コメント

2098   投稿者: よ (2007年10月29日 02:16)

>普通、単純に「著作権」と言うと著作財産権のほうを指すし、
指さないです。それはあなたの主観?
その後に自身で引用した文章を良く読んでください。
お墨付きですよね。
揚げ足を取る気はないですが、こんな感じで読みづらいので、もう少し読みやすくお願いします。

2102   投稿者: しっぽ (2007年10月29日 02:31)

うーん、どんなソースを持ち出してもダメって言われそうな雰囲気ですが。
例えば

著作権 - Wikipedia

狭義の著作権は、日本国憲法でいう財産権に含まれる。これは著作物を財産として利用する権利である。ただし、著作権法ではこのような著作財産権の他に、著作者人格権、著作隣接権に関する規定を設けることも多く、これらを総称して広義の著作権と呼ぶこともある。

とか、
他によく言う
「著作権を放棄します」やら「著作権は放棄しません」とか「著作権を売った」という文章には、明らかに著作者人格権が含まれないことがわかります。

元々のソースは僕が大学で習ったことからなので、その教授さんソースということになってしまいますけども、まるっきり僕の妄想というわけではないです。

2104   投稿者: しっぽ (2007年10月29日 02:44)

探してみたら既に検証してる人がいらっしゃいました!
僕なんかよりずーっと分かりやすく書いておられるので是非読んでみてください。

http://nagablo.seesaa.net/article/29933684.html

要点抜粋



 著作権は財産権ではないという理解はネット上の都市伝説にすぎない。そもそも著作権というのは著作財産権のことを指しているのである。
 次に憲法29条が保障する「財産権」に著作権が含まれるのかどうかをみていく。
 多数説に従えば憲法上の「財産権」にも著作権が含まれる。

 憲法29条が保障する「財産権」も,所有権を中心とするこうしたすべての財産的権利だと考えるのが,憲法学界の多数説である。
渋谷秀樹、赤坂正浩『憲法1 人権(第2版)』(有斐閣、2004)、93頁

2113   投稿者: コーヒー (2007年10月29日 05:22)

しっぽさんの、
「言いたいことがなかなか伝わらない人にこそなんとかして伝えたい」
というアティテュードに惚れて思わずコメントしてしまいました(^-^*)
しっぽのブログいつも興味深く読んでます!
内容の無いコメントでゴメンナサイ(><)

2125   投稿者: よ (2007年10月29日 23:28)

いや、ソースが間違っているのではなくて、ソースと主張が違っている、という意味です。
元々の引用文では著作権の侵害と一般的に言う場合は著作者人格権も含めて書いてありますね。
わざわざ自分の主張を否定するものを引用するから読みづらいと言ったのです。

それからついでに言いますが、
確かに「著作権を売る」といえば財産権を指すでしょう。そもそも人格権は売れませんから当たり前です。
しかし「著作権の侵害」といった場合に財産権だけだと限定しますか?人格権を省いて考えて良いでしょうか?
これが二つ目に引用したウィキペディアの狭義と広義の意味することではないでしょうか。
ちょっと一元的な見方になっていませんか?

ちょっと時間がないので取り合えず今日は以上で(><)

2141   投稿者: しっぽ (2007年10月31日 06:20)

ソースは分かりにくかったですね。
コメントで引用したURLを是非ご覧ください。
>指さないです。それはあなたの主観?
指します。

>しかし「著作権の侵害」といった場合に財産権だけだと限定しますか?
話は元々、アニメやDVDの特典画像を丸々アップロードすることに対する被害などの話についてなのは理解いただいてると思いますが、これに対して「著作権の侵害」と言ったら、財産権を指すのは当然であり、「それは親告罪だから」と繋げるのはなんら問題ないと思いますが。
それとも人格権のどれかに当てはまるのでしょうか?

2158   投稿者: よ (2007年11月02日 17:22)

まことに申し訳ないですが、まず最初の「ソースと主張が違うから読みづらい」という点のお返事を頂けないですか?
もう一度聞きますね。
本文のソースとあなたの主張が違う。
イエスかノーかで答えてください。お願いします。

もちろん、ついでに・・と言ったほうの話もお返事書きますのでご安心ください。
こちらの方も一点質問です。コメントで引用したURLとは二つともということでしょうか?

2160   投稿者: saito (2007年11月03日 17:24)

結局「俺の意見にまいったと言え」とかいう、優越感を持ちたいだけのやつが多すぎて、揚げ足取りまくりなだけなんだよね。

2162   投稿者: 偽麦茶 (2007年11月03日 17:26)

イエス!

2171   投稿者: ななし (2007年11月04日 00:18)

Wikiからの引用は止めた方が良いと思いますけど……そりゃ便利だから使いたい気持ちは分かるけど、ホントに参考程度にしかならないでしょ
よさんが言いたい事を理解してないってのは、自分の中で整理し切れてないからでは?
横槍だけど、なんとなく平行線のまま終わりそうなのでちょっと書いてみました

>結局「俺の意見にまいったと言え」とかいう、優越感を持ちたいだけのやつが多すぎて、揚げ足取りまくりなだけなんだよね。
気持ちは分かるけど、それだけなら書かなくても良いんだよねぇ

2174   投稿者: ななし (2007年11月04日 20:18)

>よさんが言いたい事を理解してないってのは
よさんの言いたい事を~、です
すみませんでした

2209   投稿者: JASRACでぐぐったら辿りつきました (2007年11月10日 00:49)

ひとつ前のエントリを読みました。
著作権の本質から考えると、おそらくはアニメのアップが広告になっているか否かというよりも、それが権利者にとって喜ばしいかどうかという基準で考えるのが正しいでしょうね。
議論すべき部分は、そういう権利者の意見をネット上の投稿者にどのように伝えるのかと言う事でしょう。今すぐ解決する問題ではないでしょうが、いつかは解決しなくてはならない問題です。

とはいっても、現実問題ニコニコやyoutubeの規模がこのまま拡大していって、飯が食えなくなりそうなアニメーターやらが出てきたら、自然と大きな動きがおきるのではないかと思います。
またニコニコ動画をみてると、あまりにもお手軽に投稿できるので、投稿者からしたらPCの中の楽しみの一つのような軽い気持ちでアップできるのだろうけど、それが権利者からしたら現実に死活問題となり得ることもあるのだという意識を(それが違法か否かではなく)持つべきなのかなと思います。

JASRACに関する記述参考になりました。ありがとうございました。

2341   投稿者: しっぽ (2007年11月24日 12:21)

えーと、違ってたらごめんなさい。
向こうに書かれたのは>>2125さんですよね?
>>2141での
「ソースは分かりにくかったですね」が
回答にはならないですか?
個人的には「ソースと主張が違うから読みづらい」と殆ど同義の文章だと思ったのですが。
どこが違うのかも教えていただくとありがたいです。
それとも
「まいったー!僕が悪かったでした!」
と言ってほしいのでしたら言いますよ?
わざわざ別エントリーに書いてまで言ってほしいというリピーターさんの要望なので、喜んで実行させていただきます!

2391   投稿者: よ (2007年11月27日 00:36)

お返事ありがとうございます。
ソースと主張が違うことをしっぽさんが理解していることが分かっただけでも一歩前進です。
まさか同義とは思いませんでしたので・・・理解できずご迷惑をおかけしました。いつもながらしっぽさんの日本語は難しいと痛感です。それから、日本語の勉強については他の方にご相談ください。さっさと本題をすすめたいので。

念のため再度お伺いしますが、しっぽさんの主張と最初のソースの内容が違っている。これはイエスということで良いですね?異論がなければ話をすすめます。

2421   投稿者: よ (2007年11月29日 02:12)

では続き。

最初のソースを根拠にしっぽさんは
>普通、単純に「著作権」と言うと著作財産権のほうを指す
と主張した。

しかし、ソースでは
>著作権・出版権・著作隣接権、著作者・実演家人格権に対する侵害など、一般的に「著作権の侵害」と呼ばれる行為
とあることから、私はしっぽさんの主張は間違いだと指摘し、著作財産権のみを指すものではないことを主張した。

しっぽさんが指すことを主張したいのであれば、新しいソースを用意する前にまず、こちらの主張がなぜ違っているか、を最初のソースを元に証明してください。それが済んだら次のソースを私も検証したいと思っています。要は順序というものがあるということです。

>いったいどうやったらうまく議論できるんだろうと、僕はいつも悩むのです。
>うーん、本当に、どうしたらいいんだろう?
しっぽさんのこの悩みですが、どうしたらいいか少しは分かって頂けたでしょうか?

2454   投稿者: Anonymous (2007年12月01日 03:06)

何この慇懃無礼の応酬w
しっぽもよもお前らガキかと。

2476   投稿者: しっぽ (2007年12月03日 00:50)

サーセンw

2585   投稿者: 太郎 (2007年12月06日 02:38)

というか、そもそも よ さんは
「一般的に著作権というと財産権のことを挿す」
って言うのはわかってるんですかね。

それをわかった上で、
しっぽさんのソースと主張の食い違いを皮肉って
>【著作権は財産権のことを】指さないです。
と言っているだけなら、
しっぽさんの よ さんへの説明はすべて無意味なものということになるし、
誤解を与えてしまった よ さんも、
分かりやすい日本語を心がける必要があるかと。
変な皮肉を混ぜて言うべきことが伝わりづらくなっているので。

逆に本気で「一般的に著作権というと財産権のことを挿さない」と考えているのなら
どんな根拠に基づいているのか
ぜひ話を聞いてみたいですね。

#引用内の【】は分かりやすい様に補足したものです。

2586   投稿者: 太郎 (2007年12月06日 02:53)

>逆に本気で「一般的に著作権というと財産権のことを挿さない」と考えているのなら

>逆に本気で「一般的な著作権という言葉には財産権以外も含まれる」と考えているのなら

でした。
訂正します。

2610   投稿者: よ (2007年12月07日 03:36)

しっぽさんに続ける意思がないので終わりにしようと思った矢先ですが・・・・是非ということなので説明します。

>というか、そもそも よ さんは
>「一般的に著作権というと財産権のことを挿す」
>って言うのはわかってるんですかね。
すみません。分かってないです。

>逆に本気で「一般的な著作権という言葉には財産権以外も含まれる」と考えているのなら
どちらが一般的かという問題を言っているのではないのです。
根本的な考え方を変えてください。
「一般的」「普通」「単純に」これらがポイントです。
確かに一般的に著作権と言えば財産権について使う場合が多いです。でもケースバイケースで人格権を含む場合も多々あります。最初のソースが良い例文です。受け手は前後の関係などからどちらか判断するわけです。だから「単純に」著作権と言われただけで「普通は」財産権だという決め付けは随分乱暴だし賛同できません。
適切な例えではないかもしれませんが、著作権を「日本人」財産権を「大和民族」人格権を「アイヌ及び琉球等の民族」に当てはめて考えてください。一般に日本人と言えば大和民族が大多数でそちらを指して使う場合も多いですが、『普通、単純に「日本人」と言うと大和民族のほうを指すし』と言われて、はいそうです、と自分は答えられません。

自分は「単純に著作権と言えば、財産権以外も含む」という考え方です。でもそれが一般的或いは普通か否かは知りません(どうやらマイノリティのようですし)。ただしっぽさんの「普通はこうだ」という考え方にははっきりノーと断言します。
以上
>一般的な著作権という言葉には財産権以外も含まれる
>普通、単純に「著作権」と言うと著作財産権のほうを指す
この二つに関してのこちらの回答はともに否です。

2614   投稿者: ざぶとん (2007年12月07日 05:37)

>>2104のサイトでは
一般的には財産権と書いてありますよね。

でも、この話でそれが一般的かどうかなんてそんな重要なんでしょうか?
重要だとして、それがソースを違えたかどうかについて議論すべきことでしょうか?
何か軸を間違っているように思えます。

2618   投稿者: tonton (2007年12月07日 13:02)

著作権はそんなに詳しいわけじゃないですが、横槍でちょこっとツッコミ。

>受け手は前後の関係などからどちらか判断するわけです。
 ↓
>だから「単純に」著作権と言われただけで「普通は」財産権だという決め付けは随分乱暴だし賛同できません。

この辺の論理展開がどーも???って感じです。

>受け手は前後の関係などからどちらか判断するわけです
もっともだと思うのですが、だからこそこのエントリーにおいては
前後関係から「著作権」という言葉が財産権のみを指してると理解できるところを、
「そもそも著作権という言葉を財産権のみの意味で使う事自体が間違っている!」という指摘を受けた。
それに対してしっぽ氏が
「文章簡略化のため」「一般的にはそこまで否定する程不自然な使われ方じゃない」という反論をした。
(最初のソースの使い方は確かに矛盾がありましたが、その後すぐ訂正し新たなソースを出したので、
 そんな拘ることじゃないと思いますが)

で、それに対するよさんの反論が傍から見てるとよくわからんのです。
なんか堂々巡りしてるように見えます。

「受け手は文章の前後の関係などからどちらか判断するわけだから、「普通は財産権のみを指す」などと言うな」だとしたら、
じゃあしっぽ氏の始めの文章は前後関係から、受け手は「財産権のみを指す」と判断できたよね、で終了。
「著作権を財産権のみの意味で使うなど、一般的に見てもあまりに不自然な使い方だ」だとしたら、
その後にしっぽ氏がコメント示したソースに対する、よさんの反論がなされていません。

>>2421で書いている
>新しいソースを用意する前にまず、こちらの主張がなぜ違っているか、を
>最初のソースを元に証明してください。
ここに関しては全く意味がわかりません。何故しっぽ氏自身が「わかりにくかった」と認める「最初のソース」に拘るのか。
何故新たなソースは認めないのか。

>しっぽさんの「普通はこうだ」という考え方にははっきりノーと断言します
よさんの言い分に違和感を覚えるのは、
「文章の前後関係云々に関わらず、著作権を財産権のみの意味で使うなど認めない」という人が出て来たから、
しっぽ氏が「一般的にもそう不自然な使い方じゃない」と反論した。
それに対してよさんが「文章の前後関係が重要だから、「一般的に」などという言い方は認めない」などと言い出すから
いや、それって最初の話に戻ってるじゃん、て思ってしまうのです。

結局よさんはどういう書き方ならOKだったのですか?
個人的には毎回「著作権とはここでは財産権のみを~」とか書かれてもうざったいし
別に意味はわかるので、簡略化してくれちゃってかまわないのですが。

2619   投稿者: tonton (2007年12月07日 13:05)

上のコメントは>>2610のよさんに向けてです。

2627   投稿者: よ (2007年12月08日 02:37)

>ざぶとんさん
>>2104を再読してください。
はっきりと著作権は財産権であり人格権でないと主張しています。一般的にはという意味ではないです。ご理解ください。>>2104のサイトのようにきちんと主張して頂ければ「著作権とは何か?」という全く別の議論が成立します。ついでですが、しっぽさんは著作権は財産権及び人格権としながら>>2104のサイトを支持しています。またもや矛盾しています。

>重要だとして、それがソースを違えたかどうかについて議論すべきことでしょうか?
ソースを違えたかの議論ではないです。
確かに指摘をして、それを理解しているか確認はしていますが、そこを論点とはしていません。ソースを検証するためにこの確認はすべきことでした。

2628   投稿者: よ (2007年12月08日 04:02)

>tontonさん

tontonさんの意見にこちらも???なところも多いので上手く説明できるか分かりませんが・・・
しっぽさんが財産権のことを言いたいのは最初からわかっています。しかしそれを一般論を盾にして主張したので反論したまでです。
>しっぽ氏自身が「わかりにくかった」と認める「最初のソース」に拘るのか。
最初のソースに拘る理由は単に「最初」だからです。希望があれば残りのソースを先に検証しても構いません。逆に聞きたいのは何故最初のソースを検証しては駄目なのかです。
もしかして、tontonさんは先ずしっぽさんの主張が正しいという結論からスタートして考えていませんか?結論から適切なソースを選ぶのではなく、ソースを検証してから結論を出すべきということです。

>文章の前後関係云々に関わらず、著作権を財産権のみの意味で使うなど認めない」という人が出て来たから・・・のあたりからちょっと???になったので、もしお手間でなければ、もう少し噛み砕いてご説明いただけると助かります。解決しだい改めてご返答いたします。すみません。

>結局よさんはどういう書き方ならOKだったのですか?
これは、その一文を丸々なくせば良いだけです。それで充分意味が通ります。個人的には相手に嫌味を言うためにわざわざ一般論を持ち出した蛇足であると感じました。

2629   投稿者: 太郎 (2007年12月08日 12:30)

>すみません。分かってないです。
>「普通はこうだ」という考え方にははっきりノーと断言します

それでは説明しますとですね、

財産権=著作権
人格権=著作者人格権

と呼び分けることには根拠がありまして、
著作権法の17条で定義されているんですね。
したがって、財産権のことを著作権と呼ぶことについては普遍性があります。

それなので、
>ケースバイケースで人格権を含む場合も多々あります
とあるような、何の説明もなく
著作権に人格権も含めてしまうケースは
文章としては問題があるというわけです。
正確に読み手に伝わらなくなってしまうので。

2630   投稿者: Anonymous (2007年12月08日 14:00)

よさんの理屈だと、一般的って言ったらなんでも間違った主張ってことになっちゃうよねー。

2631   投稿者: よ (2007年12月08日 23:03)

>>2629
太郎さんは「著作権とは何か」という議論と内容が混同していませんか?
今回は、「著作権とは人格権及び財産権である」という定義のもとで話しています。理由はしっぽさんがこのエントリー上でそう定義しているのと、自分もそれには同意しているからです。説明がなくて申し訳ありませんでしたがそういうことです。

>>2630
なんでもは言い過ぎですが、一般的を理由に論理を展開されれば駄目出しします。
AはBである。理由:一般的だから。
こんな説明をされても困ります。せめて一般的であるという統計やデータを用意してくれないとw

2632   投稿者: Anonymous (2007年12月09日 00:30)

普通に読者も同意するよねってことは飛ばしていいはずだけどな。
たまたまよっていう変な感性の持ち主がいただけで

2633   投稿者: 太郎 (2007年12月09日 00:32)

しっぽさんと よ さんの議論については
口出しする気はなかったのですが・・・

しっぽさんは
>「著作権とは人格権及び財産権である」
と定義などしていますかね?

>『著作権法の非親告罪化は「一律は不適当」』
のソースを引用した=人格権も含むと定義した
と解釈されているのでしょうか。

↑のソース元に出てくる
>著作権・出版権・著作隣接権、著作者・実演家人格権に対する侵害など、
>一般的に「著作権の侵害」と呼ばれる行為
と、いう部分については
"著作権の侵害"とだけ書いてしまうと
財産権の侵害のみを指すと思われてしまうため、
「」で括り、財産権以外も列挙することによって
例外的にこの部分だけは財産権以外も含むよ、と
説明を加えているものと考えられます。

したがって、このソースは何も
「著作権=財産権以外も含む」と
定義しているわけではない、と言えます。
実際、ソース内で↑の部分以外の"著作権"という言葉については
財産権以外の意味は含まれていません。

#>一般的に・・・
#という部分については誤解を招く言い方なので、
#このソースを書いた人は気をつけるべきだとは思いましたが。
#おそらくは"広義に"といった程度の解釈でOKでしょう。
#この解釈の根拠は著作権法17条です。
#条文の定義に背く「法的な一般性」などはまず有り得ないため、
#この>一般的に・・・は、
#「法的な一般性」を意味するものではないと解釈できます。

と、このように最初のソースも
別に「著作権=財産権以外も含む」と定義しているわけではありませんし、
(確かに分かりづらい部分もありますが、
 それについてはしっぽさんも「分かりづらい」、と認めています。)
しっぽさんのエントリーや、その後に示したソースを見ても
しっぽさんの定義は一貫して
「一般的に著作権は財産権のことを指す」
であることが分かります。

最初のソースの解釈しづらい所だけを取り上げて
しっぽさんが「著作権とは人格権及び財産権である」
と定義していると考えるのは
いささか無理があると思います。

2638   投稿者: よ (2007年12月09日 01:35)

>>2633
このエントリーの
>著作権って著作者人格権と著作財産権があって、普通、単純に「著作権」と言うと著作財産権のほうを指すし、
これです。

2639   投稿者: 太郎 (2007年12月09日 02:08)

あ、すみません。確かに
>「著作権とは人格権及び財産権である」
という定義はされていました。

ただ
【1】著作権とは人格権および財産権である
【2】しかし、"一般的には"著作権は財産権の方を指す。
というのがしっぽさんの定義で、

この【1】については よ さんも同意するところであり、
残った【2】の"一般的には"という言い方が
適切なのか、適切でないのかが
このコメ欄での一連の議論の論点なんですよね。

それに対する答えが
>>2629>>2633だったのですが、
この2つでは答えになっていないでしょうか?

2644   投稿者: よ (2007年12月10日 05:08)

>太郎さん
場所を変えませんか?しっぽさんも既に退場していますし、二人での議論ならここで続ける必要もないです。お持ちであればですが太郎さんのブログでも良いし、全く別の場所でも構いません。提案しておいて申し訳ないですが、こちらで用意するつもりはありません。特に続けたいとも思っていないので。それでも反論を頂く限りはそれにお答えするつもりです。

今回の件ですが、
>>2629>>2633は答になっていないと思います。思うというのは、答以前に破綻していて理解に困っているところもあるからです。具体的な説明が必要なら改めていたします。

実は、しっぽさんに一つお詫びしなければならないことがあって、しっぽさんとのやりとり中に自分が勘違いしていた点がありました。それに後から気がつき、不可解だと思っていたしっぽさんの言動に全て合点がいった次第です。
長くなるかもしれないのと、あくまでも自分の推測によるものなので、間違っているかもしれませんが、後日改めて書き込みさせていただこうかと思います。

2645   投稿者: mosuga (2007年12月10日 13:39)

ずっと見てニヤニヤしてたが
具合が悪くなってきたら「場所を変えましょう。自分は用意しないけど」ってのはウケるw
しかもその理由にブログ作者を使うなよなー

2649   投稿者: よ (2007年12月10日 21:07)

>2645
いや、別に具合が悪いわけでもないのですが。
太郎さんも同様にお考えのようであれば、こちらでお付き合いいたします。

2656   投稿者: しっぽ (2007年12月11日 00:33)

2重コメントらしきものを削除しました。

場所については、もちろんみなさんがブログ持ってることが望ましいですし、見やすいと思いますが。
別にここで議論される分には荒らしでもなければいいですよ。
喧嘩になると困りますけどね。

2657   投稿者: 太郎 (2007年12月11日 02:22)

>>2629>>2633は答になっていないと思います。
>思うというのは、答以前に破綻していて理解に困っているところもあるからです。
>具体的な説明が必要なら改めていたします。

ええと、それじゃあ
ここ↑の部分の説明と、

何を論点にしているのかについての説明を
お願いします。

2658   投稿者: よ (2007年12月11日 10:29)

>>2656
しっぽさん、ありがとうございます。遠慮なく書かせて頂きます。しっぽさんにも是非読んで頂きたいと思っています。

>>2657
了解です。時間の関係でまとめて説明できないかもしれないですが、ご了承おねがいいたします。

根本的な話もすると思います。ごゆっくりお付き合い頂ければ幸いです。

2674   投稿者: よ (2007年12月15日 03:50)

では破綻と言った根拠を一つ。
まず>>2633の時点で太郎さんは
しっぽさんも最初のソースもともに「著作権=財産権」で両者の考え方は(ソースが)わかりづらいけど合っている、という意見ですが
>>2585で>しっぽさんのソースと主張の食い違いを、と書いています。
考え方が矛盾しています。もしこちらの勘違いであればご説明お願いいたします。

あと、意見ではなくこちらの感想というか愚痴ですが、
>著作権って著作者人格権と著作財産権があって、
太郎さんはこれを平然と見落としていますが、ここは論点となっている文の一部です。こちらのやる気が失せるのも少しは理解して欲しいです。これは嫌味ではなく本音です。

論点は>>2639の通りで特に問題ないと思います。それに対し>>2629が答として何が駄目か、改めて説明します。今日はここまで。

2684   投稿者: 太郎 (2007年12月15日 21:13)

>しっぽさんのソースと主張の食い違いを
このレスをしたときは、全体をざっと目を通しただけで
ソースまで検証してませんでした。
そのあと検証したら食い違いはないと分かったので、
↑の部分については撤回します。
混乱させてしまってすみません。


>>著作権って著作者人格権と著作財産権があって、
>太郎さんはこれを平然と見落としていますが、ここは論点となっている文の一部です。

>著作権って著作者人格権と著作財産権があって、
というのは定義であって、論点ではありません。
(「定義」を「論点の一部」、と呼んでいるのなら別ですが)

俺はここまで
『著作権=財産権 ←に一般性があるか否か』
を論点に据えて、それについて説明してきたつもりなのですが
ちょっとお互い論点の認識にズレがあるようですね・・・

論点がズレているまま議論を続けても仕方がないので、
論点と定義について、もう一度詳しい説明をお願いできますか?

#これは大分推測が入ってしまうのですが、ひょっとして
#「著作権って著作者人格権と著作財産権があって」という定義のもとでは
#「著作権=財産権 ←に一般性がある」という結論は成り立たない、
#と言いたいのでしょうか・・・?

2700   投稿者: よ (2007年12月18日 04:11)

>このレスをしたときは、全体をざっと目を通しただけで
>ソースまで検証してませんでした。
ソースをろくに検証しないで非難されてたんですか・・・?お返事よろしく。
そして同じ箇所でもう一つ疑問点。
しっぽさん自身が
>「ソースは分かりにくかったですね」が回答にはならないですか?
>個人的には「ソースと主張が違うから読みづらい」と殆ど同義の文章だと思ったのですが。
とコメントしているのですが、これはじっくり検証した太郎さんの考えと矛盾しないですか?ご説明よろしく。

次。
今度は「文」とは何か?などという話にもなりかねないので別の言い方をします。読点で結ばれているものさえ読めないのか?、です。以上。

次。
>『著作権=財産権 ←に一般性があるか否か』
>を論点に据えて、それについて説明してきたつもりなのですが
>>2639でご自身が提示した論点からズレてますよ。お互いの認識でなく、自分自身でズレてます。>>2639が正解で、>>2684が不正解です。

今更ですが、太郎さんがこの両者の違いを理解できないところが、今回の重要なテーマです。著作権が云々ですが、実は別に何を論点にしても構わなかったりします。問題点は全く別のところにあります。これはしっぽさんの件でも当然あてはまります。

2704   投稿者: 太郎 (2007年12月18日 15:44)

さて、そろそろ議論を収束させていきましょうか。

>ソースをろくに検証しないで非難されてたんですか・・・?お返事よろしく。
そうです。今回は

【1】【>>2098】>指さないです。それはあなたの主観?
著作権=財産権に一般性があるのか?
【2】【>>2125】>ソースが間違っているのではなくて、ソースと主張が違っている、という意味です。
主張とソースに食い違いがあるのでは?

の2点について言及されていたというのはわかっていたのですが、
【2】については本人の主張の問題で
議論するほどのものではないと考えていたので、
ソースについてはほとんど検証していませんでした。


>とコメントしているのですが、これはじっくり検証した太郎さんの考えと矛盾しないですか?ご説明よろしく。
俺は著作権に一般性がある、というしっぽさんの主張は支持していますが
ソースと主張が違う、というしっぽさんの主張(?)には同意していません。


>読点で結ばれているものさえ読めないのか?、です。
すみません、意味がわからないです。


>>2639でご自身が提示した論点からズレてますよ。
論点というのは、意見の相違のある部分を指します。
>>【1】著作権とは人格権および財産権である
>>この【1】については よ さんも同意するところであり、
>>2639が正解で
双方の同意がなされている以上、
この部分については既に論点とはなりません。

また、
【2】しかし、"一般的には"著作権は財産権の方を指す。
の正しさについて、俺もしっぽさんも語ってきました。
それに対して、論点を次々と拡大させて
議論をダラダラと先延ばしにしているのが よ さんです。

2705   投稿者: 太郎 (2007年12月18日 16:17)

ちょっと長くなったので分けました。

よ さんは何故か
>【2】しかし、"一般的には"著作権は財産権の方を指す。
だけでは駄目で、

>【1】著作権とは人格権および財産権である
>【2】しかし、"一般的には"著作権は財産権の方を指す。
ではないと論点としては正しくないと言う。

しかし、【1】の有無は【2】に対して何ら影響を及ぼすものではなく、
何故【1】にこだわる必要があるのか、まるで理解できません。
俺は【1】を平然と見落としているのでも、読点で結ばれているのに読めないのでもなく、
重要ではないと考えているので考慮にいれていないだけです。

もし よ さんが【1】を重要であると考えるのであれば、
「【1】の有無で何が違うのか」
それについてのお答えをお願いします。


『1』>太郎さんがこの両者の違いを理解できないところが、今回の重要なテーマです。
『2』>著作権が云々ですが、実は別に何を論点にしても構わなかったりします。

これにはちょっと絶句してしまったのですが・・・
論点を絞って、そこに向かって議論を収束させていくのは
議論をする上での基本中の基本中の基本なのですが、
それをどうでもいいと言うことは
よ さんは著作権についての議論をする気はさらさらないってことですか?

俺と(おそらくしっぽさんも)『2』で軽視されている著作権についてを重視しています。
それに対して、よ さんは『1』について重視していると言います。

このあたりに双方の認識のズレがあるようなので、
議論を続けるのであればこのズレを直す必要がありそうですね。

2706   投稿者: 太郎 (2007年12月18日 16:19)

というわけで、最後に議論を進展させるために
分かりやすい質問をします。

>>普通、単純に「著作権」と言うと著作財産権のほうを指すし、
>指さないです。それはあなたの主観?

コメ欄の一番最初の論点です。
初めのところから検証していくことについては異論はないようなので、
ここの部分について伺います。

【著作権は財産権と人格権がありますが、
 一般的には著作権は財産権の方を指します。】

これについて同意なのか、異論があるのか。
異論があるのであれば、
「どういう理由で異論があるのか詳しく説明」をお願いします。

2707   投稿者: 太郎 (2007年12月18日 17:15)

>>2704で変だったところを訂正します。

# >ソースをろくに検証しないで非難されてたんですか・・・?お返事よろしく。
# そうです。今回は

引用方法をミスりました。
最初の時点でソースの検証が不十分だったのは認めますが、
ソース未検証で非難をしていたつもりはありませんでした。
非難と受け取られたなら文章が稚拙でした、申し訳ない。

ちなみに>>2585の趣旨は
『著作権=財産権に一般性がある』ってことを
よ さんが分かっているか否かの確認です。

# 俺は著作権に一般性がある、というしっぽさんの主張は支持していますが
俺は『著作権=財産権に一般性がある』、という・・・
に訂正します。

# >読点で結ばれているものさえ読めないのか?、です。
# すみません、意味がわからないです。
よく読んだら意味わかりました。


これでも推敲は繰り返しているつもりなのですが
どうしても変な部分が出てきてしまいますね・・・
自分の未熟さを痛感します。

2771   投稿者: よ (2007年12月26日 10:44)

そろそろ簡単に言いますね。

「著作権=財産権に一般性がある。」
これはOK。

だから
「一般性があるのは著作権=財産権である。」

今回は、このロジックに問題があるというお話だったりします。

続きは来年!

2776   投稿者: Anonymous (2007年12月26日 13:41)

と、上のどうでもいい定義の論争はおいとくとして

俺はむしろ「被害が軽微でどうでもいいから」ってところに焦点を当てるべきだと思うな

逆にいえば最近の著作権侵害はネットで一気に拡散して
被害が重大でどうでもよくないから
非親告罪化が話し合われているのではないかな

ニコ動でよく使われる著作権侵害の言い訳に
「宣伝のために黙認している」ってのがあるけど
それこそ妄想に過ぎないわけで

著作権侵害が親告罪とされたのは昔の話でしょう
少なくともネットが高速になってどんなものでも素早く拡散するような時代ではないよね

だからきっと「抗議されてないけどお前は犯罪者だからな」
っていうのは往々にして正しいと見るのが最善かと思いますね

2778   投稿者: 太郎 (2007年12月26日 16:11)

ええと、つまり

『「著作権=財産権」に一般性がある』
からといって、
『「著作権=財産権 等々」には一般性がないとは限らない』

ってことですか?

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