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2007年07月27日

 ニコニコ市場に潜む恐怖、はシステムで解決すると思うよこのエントリーを含むはてなブックマーク

ニコニコ市場に潜む恐怖
とっても異議のある観点だと思う。

今、ニコニコ市場はプレミアムユーザーが商品の登録・削除を行うシステムになっています。(一般なので見たことない)
典型的なWEB2.0的CGMですけれど、この商品を登録したユーザーって本当に消費者の「みんな」なんでしょうかね?

この現象はBlogのクチコミに、企業が(部分的に)手を出したときと同じ系統じゃないかなーという感じなんだけど。(ハルヒのCD騒動はまた別かな。)
これらは一般ユーザーにショックを与え、ニコニコ市場そのものの価値を著しく下げる恐れがあるよね。
ただし、ここにビジネスチャンスを見出す視点は、それ自体は非常に鋭く、批判されるべきものではないと思うし、この問題点に関してはドワンゴという一企業が全権を握っているため、システムで比較的容易に解決できるんじゃないかと。

以下、簡単にシステムの例を挙げておきます。

最も簡単な方法は、レビューアーシステムだねぇ。
商品紹介とそれを紹介した人間を紐付けておき、その商品の販売数もしくはその商品に投票ボタンがついていて、紹介した人間にポイントが入るようにしておく。
(販売数のみでシステムを構築すると、ニコニコ動画特有の「ネタ商品」が失われる恐れがある。)
(逆にもしニコニコ側が利益優先が必要と思われるなら、むしろ売り上げのみのシステムにすべき)
(マイナス投票システムも考えられますが、導入については賛否あるかなー。ただ、IDを使用しているため、比較的導入できるほうではないかと。)
そのポイントは紹介者に何らかのメリット、もしくはポイントが少なすぎる場合はデメリットを発生させるようにする。
メリット、デメリットの例としては、紹介商品が上方に移動する、紹介商品にマークがつく、紹介数が月単位で決まっており、それらの数が上下するなどが考えられる。
これらのメリットは紹介しやすさに結びつくものであるべきで、例えば金銭的な(もしくはそれに順ずる(例えばサーバー特権))価値は与えるべきではないと思うけど。
(理由としては、こういったメリットは自尊心だけでとどめるべきであり、実質的な利益ははなりふり構わない紹介競争を生むと思うから。)
これらのシステムで一定の、企業のサクラが入り込む隙を狭め、有料ユーザーへの市場の動機付けが可能になると思われます。

で、ニコニコ動画の中の人はかなり頭いいので、こんなことは分かりきっていると思うんだよね。
もしかしたら僕がちょいと考えてここに上げたシステムより有効なシステムを持ち出してくる可能性も強いと思うのでわくわくしながら待ちたいと思います。
こんな感じで生まれたばかりのニコニコ市場の価値はこれからガンガン上がっていくんじゃないかなーと。

コメント

1891   投稿者: Anonymous (2007年09月19日 22:42)

赤字だらけのニコニコにレビューアーとな?

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(サーバーが見つかりませんの表示になることがありますが、
正しく投稿されてることが多いです。
落ち着いて確認してみてください。)

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