仕事先でとあることから思いました。
問題です。
ある小さな会社に何人か社員がいました。
Aさんは普通に頑張って普通に結果を出してくれました。
Bさんは怠け者だったので、半分しか頑張らずに結果も半分しか出せませんでした。
Cさんは頑張りやでAさんと同じくらい真面目に頑張っていますが、要領が悪く、半分しか結果を出せませんでした。
それぞれ、どれくらいの給料をあげるのが「平等」でしょうか?
ちょっと考えたら次の問題。
さて、この小さな会社にはまだ社員がいます。
Dさんは凄く要領がよくて、半分くらい怠けても普通に結果を出しました。
Eさんは凄く要領がよくて、普通の頑張りで2倍の結果を出します。
Fさんはとても頑張っているのに失敗ばかりでまったく結果が出ません。
Gさんはとても強いコネを持っていて、彼はまったく働いていないのに彼の存在は会社にAさんほどの利益をもたらしています。
HさんはAさんと同じくらい頑張って同じくらい結果を出しますが、嫌なヤツです。
それぞれ、どれくらいの給料をあげるのが「平等」でしょうか?
・・・「平等」って何でしょうか?
コメント
1216 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月07日 10:11)
答えの無いクイズ
1218 投稿者: むほ (2007年02月07日 11:42)
いっそのことみんなに給料を上げなければいいじゃない!
そういや今日は大切な日らしいよ。
1219 投稿者: うご (2007年02月07日 12:33)
わかった!
これは途中を無視して最後の一行だけ見て答えればいいんだ!
1222 投稿者: ならづけ (2007年02月07日 15:36)
個人的にはGの給料は少なくした方が・・・
ていうかコネだけじゃ払う気にならないよ普通
1223 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月07日 17:12)
例えばGさんがAさんくらい頑張って、Aさんの2倍の結果(頑張り+コネ)を出したら、どうなるかな?
1224 投稿者: wan (2007年02月08日 03:29)
こんな風に、答えが出ない問題っていうのは、
「AはBより○○である(のが平等)」
「aはbより○○である(のが平等)」
のようないくつかの基準(今回は、AaBb=「がんばり」と「結果」、○○=給料の高低)があって、その二つが合わさったとき(Aa,Ab,Ba,Bb)の答えが一般に考え出されていないから、迷うのかな。
1225 投稿者: wan (2007年02月08日 03:32)
「合わさったときのの答え」というより、どちらの基準をより上に持っていくかの答え、でした。
1226 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月08日 09:46)
理論的回答と感情的回答が一致しないってことですよねー。
でも少なくとも一番まずいのは、彼らに一律の給料を与えること、だとは思いますが。
1234 投稿者: SMS (2007年02月10日 02:09)
「平等」と言う言葉自体をどう解釈するかで大きく答えは変わってくるでしょうね。
1235 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月10日 09:54)
普段みんなそこに考えがいたらないのよねー。
1243 投稿者: まる (2007年02月12日 22:35)
一見冷徹に見える「結果に応じて給与を払う」でファイナルアンサー!
世界は物の見方次第でいかようにも変わる、
極めて脆弱で不確かな存在である人間が
正しい結論を導き出そうとするから間違うのだ
全ては自然から教わり、自然に委ねられる
って下校途中の小学生が言ってた!
1250 投稿者: DD (2007年02月15日 18:17)
学校での成績のつけ方にならってみるとか?
1252 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月15日 21:25)
色々な回答がありますが、あえて正解と不正解を申させていただきます。
正解は細かい事象を考慮して考えてみようと思った人
不正解は単純な条件のみの法則を導き出そうとした人。
会社への貢献というのは結果のみではなく、たとえば社内の雰囲気をよく保つとか、他人の結果に貢献することも間接的な利益になっています。
努力すること自体は結果に劣る労働内容であるにしろ、この努力を評価することで他の従業員のモチベーションを高めることができます。
そういう意味で努力は評価されるというわけです。
卑怯な問題かもしれませんが、
最も愚かなハズレは
「全員同じにしてしまうこと」
次に愚かなハズレは
「努力=給与」
「結果=給与」
というどちらかの単純等式にしてしまうことです。
多くの人がこの愚かな回答に少なからず引きずられる傾向にあります。
しかし、悩んだあなたは全員正解です。
その悩みを考え抜いて社会で生かしてください。