小学校~中学校くらいの話だけども
僕は議論においては結構変な子だった。
(変ってことで言えば今もそうだけど)
(得意げに変人ですって言うのってなんかキモイな、我ながら。)
例えばAの主張するチームとBの主張をするチームがいて(小学生って、なーんかチーム作るよねぇw)
僕がAに属しているときに、普通はBのチームの主張なんて全部端から却下するのがお作法なんだけども、僕はたまにBのチームの意見に「そうだね」とか、さらに補足を付け加えて意見を強化したりすることがあった。
そんなことするとAチームのほかの子から、「なんだよおまえ、どっちの味方なんだよ」ってことを言われたものだったし、Bチームの子は変な顔をしていた。
僕としてはどっちが言った意見だろうと、正しいものは正しくね?とか主張してみたのだけど、ダメだった。
まあ大体子供ってのはそういうのに対応するもので、そういうことすると立場的にまずいんだなーと学んでからは、僕はチームの「味方」だけをするようになったのだった。
いわゆる競技ディベートってとこだ。
今でも現実に意見が対立したときはこういうことがよく起こりえる。
いわく「こうもりのようなやつ」「意見をころころ変えるやつ」「議論をややこしくする」
周囲に意見をあわせ、自分に近い人間を応援してやる。日本においてそれが大人の対応なんだろう。
ところが面白いことに、この年になって(大人になってって意味ね。まだ若いっすよw)それを許容してくれる場を得ることができた。
つまりブログとはてな。
皮肉というか不思議なものであるなぁとしみじみ思う。
(ちなみに(今の)2ちゃんねるとかmixiとかあたりのコミュニティはここらへんは結構ダメダメだったりする。工作員乙って何度言われたことかw)
コメント
1290 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月23日 00:01)
別に2ちゃんねるそのものを卑下する意味合いではないが
1297 投稿者: hiro (2007年02月23日 02:06)
ジャスラック関連のエントリーでなにか揶揄されたのでしょうか?
しっぽさんみたいなスタンスでブログを書く人が増えたら日本のブログ界隈ももっと有意義な空間になるんではないかと思ってます。
自戒も含めて。。
1301 投稿者: しっぽ ◆fdGP2uSVfg (2007年02月23日 07:02)
そーゆーわけではないですw
僕はあまりぼかした言い方はしないほうですし。
1358 投稿者: 通りすがり (2007年03月02日 14:17)
あ~、確かに。
2chって「匿名だから言いたい事言える」「故に議論の内容だけで勝負できる」ってのが利点だったし、今でも何かあるとそれを掲げるけど
実際には、2chはむしろ「匿名故の無責任さ」で「声の大きさと妙な連帯感だけで、議論の本旨とは関係ない理由で理不尽に否定される」何にも言えない場所になりつつあるかもしれませんな。
「特定敵対勢力へのプロバカンダ掲示板」っちゅう「空気」を読まなきゃならない所とか。
例えば、個人でマスコミにモノが言えるようになったのはいいことだけど、まず「マスコミに敵意を示す」という前提ありきってのはどうも。