えむびい v001 ヘルプ

しっぽツールシリーズ5 04/05/13

もくじ

えむびいって何よ?

えむびいは、Webページ上のメールアドレスを、
迷惑メール業者のクロールソフトとかに引っかからないようにするファイルのことです。
スパム業者からの迷惑メールが(たぶん)来にくくなります。

迷惑メール業者は、自動でWebページをたどり、メールアドレスを収集するツールを使っているようで、
ホームページに「メールはこちら」などとアドレスやリンクを貼っていると、
迷惑メールがよく来るようになります。

これを避けるために、よく
「aaa■hotmail.com ■を@に変えてください」
という書き方をしているのを見ます。
こうすると、業者のソフトがメールだと判断できないので、結構効果があるみたいです。僕もやっています。
しかし、ユーザーがめんどくさい思いをしますし、
ページによってはかっこ悪いことになってしまいます。

そこで、えむびいというものを作ってみました。
仕組みは単純で、HTMLでメールアドレスを指定して、FLASHがそれを表示するだけです。
サンプル
HTMLの文字そっくりなので、ページにも自然な感じになじむかと。

なんでスパム業者からメールアドレスを隠せるの?

上にも書きましたが、スパム業者はソフトを使って、 基本的には、「@」があるとか、「<a href="mailto:○○>"」とかで、メールアドレスと判断して
業者のリストに追加するようです。
えむびいの場合、Flashにメールを指定するときに、@の前と後のアドレスを分けて指定し、
Flash内部で@マークを追加し、メールアドレスにするため
業者のクロールソフトがメールアドレスだと判断しにくくなります。

ただし、完全に防げるわけではありません。
当然手動でメールを送っている業者なんかにはききません。
「aaa■hotmail.com ■を@に変えてください」←と同じくらいの効果はあります。

使い方

まず、ダウンロードページから、えむびい本体(mb.swf)か、えむびいセットをダウンロードします。
セットは、えむびい本体と、ジェネレーター(mb_generator.html)、ヘルプファイル(help.html)がセットになっています。
ダウンロードしたい人だけしてください。
(ジェネレーターはネットからも使えます

んで、えむびい本体を自分のページのどこかにアップします。

次に、えむびいジェネレーターを再生して、必要な情報を入力します。
このとき、必ず必要になる情報はファイルパスとメールです。
ファイルパスってのは、えむびいを使いたいページからえむびい本体への相対パスです。
最初から入っている「mb.swf」は、ページとえむびいが同じフォルダにある場合のパスです。
その他の入力は入れなくてもいいです。
色やデザインについては、難しい使い方の項目を見てください。

そして、下矢印のボタンを押すと、下のテキストフィールドにえむびいを配置するためのタグが表示されます。

長いけど我慢してください。文句言うなら、Macromediaにしてください。
そのタグを使いたいページのソースに貼り付ければ完了です。

注意点

まず、絶対に迷惑メールを防げるわけではない、と。
効果はアットマークを書かない、リンクを張らない、という程度です。
ちなみに、flashの内部データが主な検索サイトに引っかからないのは確認済みですが
業者のクロールソフトに引っかかるかどうかはテストできないのでよくわかりません。

それと、他人のえむびいに直リンクして使うのはやめましょう。
Webのリンクとは止めるべき物ではないにしろ、マナーがあります。
というか、現状の日本のネット事情じゃ迷惑がかかりますので。

使えるスタイルシートの内容は一部です。
スタイルシート一覧

えむびいは、観覧者がflashを見れることを前提にしています。
最新版flashPlayerがロードされていない場合、表示が同じになるという保証はできません。

一部のフォントは、マックとウインドウズで違うので気をつけましょう

難しい使い方

とりあえず、ジェネレーターの他の入力部分の説明です。
ファイルパスとメールは省略。
テキスト・・・リンクを張るテキストです。省略するとメールアドレスと同じになります。
カラー・・・文字の色です。CSSも設定されている場合、スタイルのほうが優先されます。
文字位置・・・flash内部のテキストフィールドの位置設定です。微調整にどうぞ。
swfサイズ・・・flashのサイズです。文字がはみ出ている場合はこれで直してください。大きめにするの推奨
文字サイズ・・・文字のサイズです。同じ値でもWinよりMacのほうが大きいので注意。CSS優先
HTML位置・・・同じ行のHTMLの文字をどこによせるか、です。あまり思い通りに行きません。
アンダーライン・・・マウスに反応なら、マウスを乗せたときに表示。他ならいつもあるか、いつもないか。
外部CSS・・・外部にあるCSSファイルを読みます。パスを間違えないように。省略すると読み込まない。スタイルシート一覧
Aタグclass・・・flashのリンク部分にclassをつけます。省略するとクラスなし

また、これらの他にもジェネレーターに表示されないコマンドがあります。
コマンド一覧
コマンドの指定の仕方は、ファイル名の後に、「?」をつけ「&」で区切って指定します。
  例)
  mb.swf?m_1=mail&m_2=address&x=3
flashのタグは、2箇所にファイル名があるので両方に指定するのを忘れないでください。

ライセンス、使用条件に関して

著作権は「しっぽ」にあります。
普通に使う範囲内で特に制限はありません
著作者明記も必要ないです。
連絡も必要ないですが、使いましたとBBSとかに書いてくれたらうれしい。
商用関係がかかわる場合は連絡してください。ネットランナー以外は普通に許可すると思われ。
自分が作ったとか嘘つくの禁止。
2次配布は禁止しませんけど、バージョンアップの関係でできれば 配布ページにリンクしてください。

製作元、連絡先。

製作者:しっぽ
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