Flash基礎知識

最初に覚えなければいけない面倒くさい内容。

ってわけで

Flashをやってみようかなと思ってる人ようこそ。 ここではなるべく必要なことだけを中心に、用語とか最低限の概念を書いておきます。 こういう内容って実際にやる前でめんどくさいと思うのですがなるべく覚えておいてください。

One Pointわからないときは

できる限り用語を省くため、今後わからない単語がいきなり登場するかもしれません。 そういう場合は結構GoogleとFlash付属のヘルプが役に立ちます(特にFlashのヘルプは意外と充実して丁寧です。) ある程度は自分で調べる力は今後必要になってくるでしょう。

Flashって

一言にFlashと言うけど、結構範囲が広いので最初はかなり混乱の元となります。 普通にFlashと言うと作品のムービーとかを思い出しますが、それ以外にそれを作るソフトのことを言ったりもします。 これらのソフトはいっぱいあるのですが、この講座で扱うのはMacromedia FlashというソフトのMX 2004っていうバージョンです。

このバージョンの前はFlash MX、その前はFlash 5という感じで、 大体Flash 5以降なら今回の講座で大体カバーできます。(多少画面やメニューの位置が違うことは覚悟しておいてくださいね)
Flash4はきついかもしれません。Flash4とFlash5にはちょっとした技術の格差があり操作が違う場所が多いのです。

flashバージョンの適当関係図

用語

当面のところ必要になる重要な単語です。

「Flash MX 2004」もしくは「Macromedia Flash」とか

上に書いたとおりFlashムービーを作るためのソフトです。

「.swfファイル」

swfファイルイラスト

普段あなたが見ているFlashのことです。 このファイルはホームページと同じようにブラウザで見ることができるほか、 とっても容量が少ないのが特徴です。白い球のマークのアイコンです。 ちなみにこのファイルを普通の方法で編集することはできません。

Memoswfの読み方は

swfファイルは通常「えすだぶりゅーえふふぁいる」と発音するようですが、 長ったらしいので「すぅふふぁいる」とか「むーびーふぁいる」と呼ばれることもあるようです。
しかし「すぅふ」や「むーびー」と呼ぶと通じない場合や誤解がある場合があります。人に伝える時などは「えすだぶりゅーえふ」と言ったほうがよさそうです。

Memoswfって何の略?

という質問が来ました。これはShock Wave Flashの略ですね。というわけで正確な呼び方をするなら「しょっくうぇーぶふらっしゅふぁいる」うわ、長い。
追加情報
掲示板から情報をいただきました、正しくはSmall Web Formatのことらしいです。
調べてみると「Shock Wave Flash」と書いてあるサイトと「Small Web Format」とあるサイトも。
うーん、明確なソースが得られなかったので保留にしておきます。

「.flaファイル」

flaファイルイラスト

普段見ることのできない、制作者のためのファイルです。 このファイルは編集可能で、製作中は殆どこのファイルを触っていることになります。 このファイルからswfファイルを作成することが出来ます。赤い球のアイコンです。

One Pointflaファイルは参考資料

普通flaファイルというものはアップロードされることはありませんが、まれに公開しているページがあります。 Flashを始めたばかりの頃はこのflaファイルがなかなかいい資料になります。 例えば「90fps」こういうサイトでは良質のFlashのflaファイルが公開されています。 興味がある人はダウンロードして研究すると勉強になるでしょう。

「パブリッシュ」

パブリッシュファイルイラスト

上に書かれたflaファイルからswfファイルを作成することを言います。 この過程で編集時に使っていたいらない情報が削除されたり、ファイルが圧縮されて軽くなったりします。 もちろん元のflaファイルは残るのでまた編集しなおして何度もパブリッシュできます。

Flashを始めるには?

Flashを始めるにはそれを編集することができるソフトが必要になります。 これは基本的に有料です。 お勧めは当然「Macromedia Flash MX2004」(公式サイト)ですが 、 値段は学生で12000円、社会人の場合は51000円となっているので、手軽とは言えないかもしれません。
しかしFlashにはそれだけの価値はあると思います。MacromediaのサイトにはFlashの体験版が置いてありますのでまずはそれを利用して、 どんなものか見てみるのもいいかもしれません。 体験版は機能制限は無く、30日間無料で使うことが出来ます。

ちなみに他のFlashムービーが作れるソフトの値段と機能については まっつんさんのswf出力可能ソフトの機能比較が参考になります。 これによるとそれなりのソフトは1万を超えると見ていいでしょう。 個人的には中途半端なほかのものより、ちゃんとFlash MX 2004を買ったほうが後々得だと思います。 Macromedia商品以外は機能の差よりも、参考書が無かったり、サイトで質問しにくいというのが致命的に痛いかと。

Memoアカデミーパックの買い方

アカデミーパックとは日本語で言えば学割です。Macromedia Flashの場合だいたい8割くらい値引きされるので学生は是非利用するべきだと思います。 Macromediaのサイトにある申告証をプリントアウトし、名前とかを書き込んだ後学生証を貼り付けて電気屋さんへ持っていくと1週間くらいで取り寄せてくれます。 また一部の店舗では最初からアカデミーパックを置いてあり、即日で買える場合もあります。詳しいことは各お店に問い合わせてみましょう。

Memo無料がいいんだけどなー

学割が使えるとはいえまずはまったくの無料からはじめたい人は多いでしょう。フリーの中でお勧めなのは ParaFlaというソフトです。 何がいいって詳しい解説サイトもあり、 製作が日本なので当然日本語ってところです。 お絵かき機能が無く、他のソフトで作った絵をパラパラ漫画のように追加していく方法で作成し、FlashというよりGifアニメーション製作や アフターエフェクトなどの一般ムービー編集ソフトに似てるかも。
それなりに操作はめんどくさいですが。

追加情報
ParaFlaにベクターを扱う機能が増えたみたいです。 ここでは扱わないので、興味ある人は上記サイトからどうぞ。

Flashが作れるようになるにはどのくらいかかるかという質問

聞いても無駄だとは思っていても結構知りたいこと。 個人の努力の割合も関わってくるし、絵が上手いとか下手とかの部分もあるので答えられない質問ですが、それだと参考にならないので ずばり言えば2週間から1ヶ月と言ったところです。
もちろん本人が努力すればもっと早く出来ますし、取れる時間にも関わってきますが目安としてこの程度でしょう。

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